そのままかじっても食べられる夏野菜、キュウリ。
語源は「黄瓜」とする説が有力。
<キュウリ(胡瓜)について>
キュウリ(胡瓜)の語源は、「黄瓜」とする説が有力です。
日本では、かつて黄色くなったものを食用としていたと考えられています。
キュウリの原産地はインド、ヒマラヤ山麓で、10世紀以前に日本への渡来しました。
仏教文化とともに遣唐使によってもたらされ、当初は薬用に使われたようです。
野菜として定着したのは江戸時代末期です。
以前は寒さに強い黒いぼ種と低温に弱い白いぼ種の2種類がありましたが、現在は品種改良とハウス栽培の普及によって、白いぼ種が主流です。
参考文献:
『おいしい野菜教室』 日本ベジタブル&フルーツマイスター協会 (著) エイ出版社
『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』 講談社 (編集) 講談社