「化粧品」と「薬用化粧品」は違う?
医薬品医療機器等法によって分類される化粧品の種類。
<化粧品について>
顔や体などに使用するスキンケア商品に書かれている、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」。
これらは医薬品医療機器等法によって分類されています。
「医薬品」は治療を目的にする製品で、いわゆる薬のことです。
「医薬部外品」は「医薬品」と「化粧品」の中間的な製品です。
「医薬品」より効果は穏やかで、予防を目的とする製品です。
例えば、染毛剤や制汗剤、入浴剤などがあります。
「薬用化粧品」も「「医薬部外品」の一つで、医薬部外品として認められた化粧品です。
例えば、肌あれやにきびを防いだり、美白などの効果を持つ有効成分が配合された化粧品です。
「化粧品」は肌や髪のお手入れや保護などに用いられる製品で、3種類の中で最も人体への作用が穏やかです。
「化粧品」と「薬用化粧品」との大きな違いは、有効成分が配合されているか、いないかです。
参考文献:
『賢い化粧品の選び方』 小澤 貴子 (著) 河出書房新社
『化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』 久光 一誠 (監修) 永岡書店
参考サイト:
日本化粧品工業連合会
(https://www.jcia.org/user/public/knowledge/glossary/cosmeceuticals)