貴族の遊び道具から進化した自転車。
原型は地面を蹴って進む乗り物だった。
<自転車について>
自転車の歴史はそれほど古くないものの、明確にその発祥についてはわかっていません。
原型となるものはヨーロッパで誕生した、貴族が乗った「ホビーホース」や「ドライジーネ」だといわれています。
地面を足で蹴って進む乗り物でした。
1863年にフランスでペダルをこぐと前輪が回転する自転車が開発されました。
乗り心地は悪く、「骨ゆすり」と呼ばれました。
1879年、イギリスでチェーンでペダルを回す力を後輪に伝えるしくみが発明されました。
その後空気入りタイヤも考案されてからは、自転車の乗り心地も良くなりました。
参考文献:
『知って びっくり! もののはじまり物語』 汐見 稔幸 (監修) 学研マーケティング