精油を使って心身の健康や美容に役立てる自然療法のアロマテラピー。
植物の力で心も体も健康に。
<アロマテラピーについて>
植物から香り成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)を活用して、心身の健康や美容に役立てていく自然療法アロマテラピー。
アロマセラピー(Aromatherapy)とは、アロマ(香り)とセラピー(療法)を合わせた言葉で、芳香療法という意味になります。
英語読みで「アロマセラピー」とも表記されます。
アロマテラピーの源流は古代までさかのぼります。
古代エジプトでは「香りは神への捧げもの」とされ、医療や身だしなみなど、さまざまな日常生活で使用されていました。
ミイラを作るときに、シダーウッドなどを使った記録が残っています。
中東地域や中国などでは、病気の治療に植物の芳香成分を利用していました。
アロマテラピーという言葉が生まれたのは、20世紀です。
やけどを負った化学者が治療でラベンダーの精油が効果的だった体験から、アロマテラピーという言葉を生み出し、『アロマテラピー』という本を著しました。
研究が進んだ現在では、アロマテラピーがスポーツ、介護などにも有用だとされ、美容やリラクゼーションの分野にも広がっています。
参考文献:
『最新版 アロマテラピー図鑑』 佐々木 薫 (著) 主婦の友社
『最新! アロマセラピーのすべてがわかる本』 小野 江里子 (著) ソーテック社
『すべてがわかる アロマテラピー』 塩屋紹子 (監修) 朝日新聞出版
参考サイト:
公益社団法人 日本アロマ環境協会