優劣ではなく、それぞれに違いを持つ植物の種類。
植物ごとに個性と強みを持っている。
<植物の種類について>
花を咲かせて種子で増える種子植物は、
大別すると裸子植物と被子植物に分かれます。
さらに、被子植物は双子葉植物と単子葉植物に分けられます。
双子葉植物は、アサガオ・ヒマワリ・タンポポのように、2枚の子葉を出す植物をいわれます。
単子葉植物は、イネ・ユリ・トウモロコシのように、1枚の子葉を出す植物といわれます。
双子葉植物と単子葉植物では、子葉の枚数だけではなく、葉脈や根のつくり、茎の構造に違いがあります。
双子葉植物は、単子葉植物に比べると複雑な構造をしています。
どちらの方が優れていて劣っているということはありません。
双子葉植物は茎が太く丈夫で、大きく成長する一方、単子葉植物は構造が単純な分、早く成長する利点を持っています。
参考文献:
『植物学「超」入門』 田中 修 (著) SBクリエイティブ
『面白くて眠れなくなる植物学』 稲垣 栄洋 (著) PHP研究所