フリルのような花びらが魅力のスイートピー。
でも、 さやえんどうのようなマメは有毒なので要注意。
<スイートピーについて>
イタリアのシチリア島生まれのスイートピーを、17世紀に修道僧が発見し、イギリスとオランダに種を送ったことで広まりました。
さらに、エドワード7世(1841~1910年)の王妃アレクサンドラが、晩餐会や結婚披露宴などで飾ったことで、人気に火が付きました。
ヨーロッパでは、その甘い香りから寝室に飾る花としても定着しました。
花言葉の「門出」「優しい思い出」は、飛び立つ蝶々に見える花姿にちなみます。
ふんわりと柔らかい花びらは、優しい雰囲気のアレンジにもぴったりです。
スイートピーの名称は、”Sweet pea(甘い豆)”ですが、エンドウのようなそのさやや種子は、有毒です。
<スイートピーの基本情報>
別名 | カオリエンドウ(香豌豆)、ジャコウレンリソウ(麝香連理草) |
学名 | Lathyrus odoratus |
英名 | Sweet pea |
分類 | マメ科レンリソウ属(ラティルス属) |
開花時期 | 3月~5月 |
花言葉 | 「門出」「優しい思い出」 |
参考文献:
『美しい花言葉・花図鑑』 二宮 考嗣 (著) ナツメ社
『四季の花便利帳』 山田 幸子 (監修) 主婦の友社
『散歩で見かける草木花の雑学図鑑』 金田 洋一郎 (著) 実業之日本社