水辺を舞う姿が優雅なハクチョウ。
信仰の対象にもなった神秘性を感じさせる鳥。
<ハクチョウ(白鳥)について>
ハクチョウ(白鳥)は、アヒルと同じカモ目カモ科に属する大型の鳥です。
足に水かきがあり、泳ぐことができます。
ハクチョウの和名は「白鳥」の音読みです。
古くから「シラトリ」と呼ばれていましたが、安土桃山時代頃から音読みするようになりました。
ハクチョウは神秘性のある存在として信仰の対象にもなっていました。
現在でも「白鳥神社や「白鳥明神」が各地に見られます。
基本的に家族単位で過ごします。
家族同士で羽ばたきながら、鳴き交わしたり、クチバシをくっつけ合ってコミュニケーションをとります。
参考文献:
『野鳥の呼び名事典』 大橋 弘一 (著) 世界文化社
『世界でいちばん素敵な鳥の教室』 森山 晋平 (著), 斉藤 安行 (監修) 三才ブックス
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社