水やりや水替え不要の、プリザーブドフラワー。
生花を加工し、みずみずしいまま何年にもわたって楽しことができる。
<プリザーブドフラワーについて>
プリザーブドフラワーとは生花を加工し、みずみずしい外観のまま何年にもわたって観賞を楽しめる花です。
造花と異なり、生花の風合いが特徴です。
お見舞いやウェディング用ブーケにも利用されます。
水を与える手間がなく、贈り物にもしやすい長所があります。
プリザーブドフラワーは既製品で購入する以外に、自宅で作ることもできます。
自宅で作る場合に必要な加工液は、脱水液と保存・着色液の2種類です。
工程は花を脱色・脱水して、着色するだけです。
プリザーブドフラワーに向く代表的な花は、バラとアジサイなどです。
花びらが薄かったり、散りやすい花はあまり向いていません。
プリザーブドフラワーは、保管の仕方で美しさを保つ期間が変わってきます。
直射日光や強いライトがが当たらない場所に置きます。
高い湿度も花の着色が色移りすることがあるので、除湿器や乾燥剤などを利用して管理することが望ましいです。
参考文献:
『いちからはじめるプリザーブドフラワーの作り方』 長井 睦美 (著) 誠文堂新光社