真っ赤に色づく紅葉の代表的な存在のカエデ。
一番よく見られる品種はイロハモミジ。
<カエデ(楓)について>
カエデ(楓)はムクロジ科カエデ属の落葉高木の総称です。
「モミジ(紅葉)」とも呼ばれます。
以前はカエデ科とされていましたが、現在はムクロジ科に分類されています。
カエデの名前は、葉がカエルの手に似ていることに由来します。
日本で最も見られる品種はイロハモモジ(伊呂波紅葉)で、紅葉の代表的な種です。
切れ込みのある葉先を「いろはにほへと」と数えることから、その名前がつきました。
カエデの仲間は樹液からメープルシロップを採ることができます。
メープルシロップの木といえば、カナダ国旗でおなじみのサトウカエデが特に有名です。
参考文献:
『散歩が楽しくなる樹の手帳』 岩谷 美苗 (著) 東京書籍