華やかな雰囲気と甘い香りが人気のライラック。
葉もハートに近い形状で、恋に関する花言葉も。
<ライラック(紫丁香花)について>
ふんわりとした穂状の花がロマンチックな雰囲気のライラック。
甘い芳香が魅力で、香水でもおなじみです。
花弁は4枚ですが、5枚のものを見つけると幸せになるという言い伝えがあります。
恋にまつわる花言葉は、葉がハート形をしていることに由来します。
ただ、切り花では葉のない状態で出回ることもあるようです。
フランスではリラと呼ばれ、春の訪れを感じる花木として人気です。
寒さに強く、ヨーロッパをはじめとする北国の街中でよく植えられています。
日本には明治時代に渡来し、北海道を中心に広がリました。
1960年に札幌のシンボルの木にも選ばれ、毎年5月下旬の札幌はライラックまつりで賑わっています。
<ライラック(紫丁香花)の基本情報>
別名 | ムラサキハシドイ(紫丁香花)、リラ、ハナハシドイ(花丁香花) |
学名 | Syringa vulgaris |
英名 | Lilac |
分類 | モクセイ科ハシドイ属 |
開花時期 | 4月~5月 |
花言葉 | 「友情」「青春の想い出」 |
参考文献:
『美しい花言葉・花図鑑‐彩りと物語を楽しむ‐』 二宮 考嗣 (著) ナツメ社
『花屋さんで人気の421種 大判花図鑑』 モンソーフルール (監修) 西東社