可愛い花でも、厄介扱いもされるランタナ。
暑さに強く元気すぎる?
<ランタナについて>
ランタナは熱帯アメリカ原産で、熱帯性花木です。
花が咲き進むと花色が変化することから、「シチヘンゲ(七変化)」という和名もあります。
小いさな花が半球状に集まり、2色が同士円状になって咲くこともあります。
色は鮮やかなものが多く、赤やピンク、黄色、オレンジなどがあります。
生長が早く花期も長く、次々と花が咲きます。
夏の直射日光にも強く、育てやすい花です。
関東地方南部より南の地域では戸外で冬越しできます。
その丈夫な性質より、空き地などで野生化することがあります。
環境省の生態系被害防止外来種リストでは、重点対策外来種に指定されています。
オーストラリアでは、厄介な雑草として扱われている花です。
<ランタナの基本情報>
別名 | シチヘンゲ(七変化)、コウオウカ、セイヨウサンダンカ |
学名 | Lantana camara |
英名 | Common lantana |
分類 | クマツヅラ科ランタナ属 |
開花時期 | 5月~11月 |
花言葉 | 「心変わり」「合意」「協力」 |
参考文献:
『色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑』 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修) ナツメ社
『四季の花便利帳』 山田 幸子 (監修) 主婦の友社
『小花図鑑 』 黒田健太郎 (著)、 黒田和義 (著) グラフィック社
参考サイト:
環境省 生態系被害防止外来種リスト(https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/files/06_rist_a3_c.pdf)