可憐さに似合わず丈夫な性質のカランコエ。
サボテンと同じしくみを持っている。
<カランコエについて>
カランコエは、小さめの花を咲かせる可憐な花です。
冬は室内でも観賞でき、カラフルな色がインテリアに映えます。
カランコエは、CAM植物という多肉植物で、葉に水を溜め込む機能に優れています。
夜は気孔を開いて二酸化炭素を吸収し、昼は気孔を閉じて水分の蒸散を防ぎ、養分を太陽の光によって糖に変えます。
一般的な植物とは、昼と夜が逆転した生活です。
砂漠の灼熱や乾燥に耐えられるサボテンと同じしくみを持つカランコエ。
水やりは少なくて済むなど、手間がかからないのは嬉しい植物です。
<カランコエにの基本情報>
別名 | リュウキュウベンケイ(琉球弁慶) |
学名 | Kalanchoe |
英名 | Kalanchoe |
分類 | ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属) |
開花時期 | 1月~5月 |
参考文献:
『植物はすごい』 田中 修 (著) 中央公論新社
『色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑』 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修) ナツメ社