ナナカマドは赤い紅葉がきれいな樹木の一つ。
燃えるように鮮やかな紅葉が美しい。
<ナナカマド(七竃)について>
新緑、白い花、赤い実、紅葉とそれぞれに美しさを持つナナカマド(七竃)。
その名前の由来は、諸説あります。
木そのものが燃えにくい材質で、7回竈(かまど)に入れても燃え残るからとする説が有名です。
逆に、7日間竈に入れることでいい炭ができるからという説もあります。
ナナカマドは暑さが苦手で、高山や比較的寒い地域に分布します。
紅葉も寒い地域ほどきれいで鮮やかです。
参考文献:
『散歩が楽しくなる樹の手帳』 岩谷 美苗 (著) 東京書籍
『落ち葉の呼び名事典 散歩で見かける』 亀田 龍吉 (著) 世界文化社