好きな花を凝縮、限られた空間で楽しめる寄せ植え。
開花時期、好む環境を確認して、花の色や形から考えていく。
<寄せ植えについて>
限られた空間の中に、好きな種類の花を組み合わせて植える寄せ植え。
1つの場所に複数の植物を集めて植えることで、花の美しさや華やかさを引き立てます。
寄せ植えをつくる前に確認したいことは、 植物が好む気候や開花時期です。
例えば、日向を好むのか、日陰を好むのかなど、植物によって好む環境は大きく変わります。
寄せ植えでは同じ環境と手入れで育つ植物同士を組み合わせることが基本です。
また、花の色や形などの基準で使いたい植物を考えます。
単色や同色系でまとめる、グラデーションで変化をつける、反対色を組み合わせて色を鮮やかに見せるなどのパターンがあります。
器の選び方でも、見え方は変わります。
器は植える植物の色や形、ボリューム感によって、素材や形、色を決めます。
鉢の素材は、素焼き、陶器、プラスチックなどがあります。
花の配置は、植物の正面を決め、成長していく姿を考えながら行います。
植物には、背丈が高くなるもの、広がってボリュームが出るもの、下に垂れ下がって伸びるものなど、さまざまな成長の仕方があります。
参考文献:
『はじめての寄せ植えレッスンBOOK』 明るい部屋 (著) グラフィック社
『花づくり&ガーデニング百科』 ブティック社