可憐さと気品を感じさせるデュランタ。
小花が集まって房状に垂れ下がった姿が特徴的。
<デュランタについて>
近年栽培されることが増えているデュランタ。
真夏の暑い盛りにも咲かせる花が涼し気で、優美な印象があります。
分類はクマツヅラ科デュランタ属で、常緑の低木です。
先端が5つに分かれた紫色の花が房状に集まり、枝先が垂れ下がります。
濃い紫色に白い縁取りがある「タカラヅカ」という品種が多く見られます。
その他には、明るい黄緑色の葉が特徴の「ライム」や白い花の「アルバ」などの品種があります。
品種によって枝にトゲがあるため、「ハリマツリ」という別名があります。
「タカラヅカ」にはトゲはありません。
<デュランタの基本情報>
別名 | ハリマツリ( 玻璃茉莉)、タイワンレンギョウ(台湾連翹) |
学名 | Duranta erecta |
英名 | Golden dewdrop |
分類 | クマツヅラ科 デュランタ属 |
開花時期 | 6月~10月 |
参考文献:
『色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑』 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修) ナツメ社