豪華で品格を感じる花、グラジオラス。
背が高く、1本あるだけでも見栄えがする。
<グラジオラスについて>
グラジオラスの名前は、葉の先が剣のようにとがっていることから、ラテン語の小型の剣を意味する「Gladius(グラディウス)」に由来します。
中世の兵士は、網目状の皮で包まれた球根が鎧に似ているとして、怪我をしないためのお守りにグラジオラスの球根を持ちました。
また、恋人たちはグラジオラスの花を贈り、その数で密会の時間を知らせたという話も残されています。
<グラジオラスの基本情報>
別名 | オランダアヤメ、オダンダショウブ(阿蘭陀菖蒲)、トウショウブ(唐菖蒲) |
学名 | Gladiolus |
英名 | Sword lily |
分類 | アヤメ科グラジオラス属 |
開花時期 | 6月~9月 |
花言葉 | 「密会」「思い出」 |
参考文献:
『身近な花の知られざる生態』 稲垣 栄洋 (著) PHP研究所
『色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑』 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修) ナツメ社