量感があり見栄えがするジャーマンアイリス。
ハナショウブやアヤメとは異なる存在感の花。
<ジャーマンアイリスについて>
ジャーマンアイリスは古い時代から愛され、紀元前1500年頃のエジプトのファラオ(王)の遺跡にも絵が彫られています。
さまざまなアヤメ属の植物が交配された園芸植物で、野生種はありません。
1800年代以降に品種改良が進み、下側と上側の花びらの色が異なる品種も生み出されてきました。
花色が豊富で、ヨーロッパでは「レインボーフラワー」とも呼ばれています。
属名の「Iris」は「虹」、「Germanica」は「ドイツの」という意味です。
<ジャーマンアイリスの基本情報>
別名 | ドイツアヤメ、レインボーリリー、ヒゲアイリス |
学名 | Iris germanica Hybrid |
英名 | German iris |
分類 | アヤメ科アヤメ属 |
開花時期 | 5月~6月 |
花言葉 | 「燃える重思い」「情熱」 |
参考文献:
『散歩で見かける草木花の雑学図鑑』 金田 洋一郎 (著) 実業之日本社
『色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑』 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修) ナツメ社