さまざまな園芸品種の親となっているエドヒガン。
ソメイヨシノなど、代表的な日本のサクラを生み出した。
<エドヒガン(江戸彼岸)について>
エドヒガン(江戸彼岸)は、日本で自生するサクラの中では最も長寿のサクラです。
「ひょうたん桜」という別名もあります。
本州、四国、九州の他、朝鮮半島や中国中部に分布します。
花径は1.5~3cmと小さく、花の色は白色から紅色まで変異があります。
開花時期はヤマザクラより早く、葉が出る前に花を開かせます。
古木で有名なサクラの多くは、エドヒガンです。
ソメイヨシノの一方の親としても知られています。
参考文献:
『桜の雑学事典』 井筒 清次 (著) 日本実業出版社
『日本の桜』 勝木 俊雄 (著) 学研教育出版
『サクラハンドブック』 大原 隆明 (著) 文一総合出版