お祭りでも日常でも楽しめる団子。
昔から神仏への供物、また主食や捕食とされてきた。
<団子について>
団子は昔から神仏への供物、また主食や捕食とされてきたお菓子です。
月見団子や花見団子のように、年中行事の中でも身近な食べ物として親しまれてきました。
団子のルーツは、遣唐使がもたらした「唐果子」です。
「唐果子」は8種の唐菓子と14の果餅がありました。
団子の起源は、この中の「団喜」から来ているという説があります。
串刺しの団子は、京都は5個、東京は4個が多い傾向があります。
もともと江戸でも5個を1本刺しにして、1串5文で売られていました。
4文銭の普及により、勘定しやすいように1串4個に減らしたと言われています。
参考文献:
『和菓子と日本茶の教科書』 新星出版社編集部 (編集) 新星出版社
『知っておきたい和菓子のはなし 』 小西 千鶴 (著) 旭屋出版