親しみやすさ抜群の花、タンポポ。
世界の広い地域に生息する。
<タンポポ(蒲公英)について>
タンポポ(蒲公英)は、キク科タンポポ属の総称です。
世界にタンポポは2,500種以上存在すると言われています。
主に北半球の温帯から亜熱帯の低温域に分布します。
日本は、タンポポの種類が多い地域の一つで、日本各地で異なるタンポポが見られます。
生育環境は、身近な草地から標高3,000mくらいの高山帯までさまざまなです。
日本に自生するタンポポは、主にニホンタンポポとセイヨウタンポポです。
ニホンタンポポは、カントウタンポポなどの日本在来種の総称です。
セイヨウタンポポは、明治時代に北海道に野菜として入ってきましたが、定着することなく野草化しました。
ニホンタンポポとセイヨウタンポポの見分け方は、花の下の萼(がく)のような部分(総苞片)が反り返るのがセイヨウタンポポで、反り返らないのがニホンタンポポの特徴です。
<タンポポ(蒲公英)の基本情報>
別名 | ツヅミグサ(鼓草) |
学名 | Taraxacum |
英名 | Dandelion |
分類 | キク科タンポポ属 |
開花時期 | 3月~6月 |
花言葉 | 「神のお告げ」「誠実」「幸せ」 |
参考文献:
『タンポポハンドブック』 保谷 彰彦 (著) 文一総合出版
『散歩が楽しくなる雑草手帳』 稲垣 栄洋 (著) 東京書籍
『野に咲く花便利帳』 稲垣 栄洋 (監修) 主婦の友社