名前も見た目もロマンチックな印象のクリスマスローズ。
下向きに咲く姿が可憐で、一輪でも絵になる美しさ。
<クリスマスローズについて>
クリスマスの時期にバラのような花を咲かせることから、その名をつけられたクリスマスローズ。
うつむき加減に咲く姿や、シックな花色が印象的な花です。
花びらのように見えるのは萼(がく)で、本来の花弁は退化して小さな蜜腺として残っています。
クリスマスローズは古くからヨーロッパで園芸に利用されてきました。
イエス・キリストが誕生したとき、貧しい羊飼いの少女が捧げる花がないと泣いていたところ、天使がクリスマスローズを咲かせ、その花をキリストに捧げたという話があります。
<クリスマスローズの基本情報>
別名 | レンテンローズ、ヘレボラス、ヘレボルス、フユボタン(冬牡丹)、ユキオコシ(雪起こし)、カンシャクヤク(寒芍薬) |
学名 | Helleborus |
英名 | Christmas rose |
分類 | キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属) |
開花時期 | 12月~4月 |
花言葉 | 「私の不安をやわらげて」「慰め」 |
参考文献:
『ガーデニング植物誌』 大場 秀章 (著) 八坂書房
『散歩で見かける草木花の雑学図鑑』 金田 洋一郎 (著) 実業之日本社
『四季の花便利帳』 山田 幸子 (監修) 主婦の友社
『花屋さんで人気の421種 大判花図鑑』 モンソーフルール (監修) 西東社