三大切り花の一つ、カーネーション。
品種改良で花色も豊富で、特に花束では大活躍。
<カーネーションについて>
切れ込みが入ったフリルの花びらが華やかなカーネーション。
一年中花屋で出回り、花束で利用される定番の切り花です。
1本の茎に一つの花を咲かせるスタンダードタイプと、枝分かれして複数の花を持つスプレータイプがあります。
カーネーションは品種改良が盛んに行われ、その品種は数千にも及びます。
赤やピンク、白色などの他に、青系のカーネーションが登場し、数多くの花色が楽しめます。
日本にカーネーションが入ってきたのは江戸時代で、オランダ人によってもたらされました。
明治時代の終わり頃に、東京で本格的に栽培が始まりました。
<カーネーションの基本情報>
別名 | オランダセキチク(阿蘭陀石竹)、オランダナデシコ(阿蘭陀撫子)、ジャコウナデシコ(麝香撫子) |
学名 | Dianthus caryophyllus |
英名 | Carnation |
分類 | ナデシコ科ナデシコ属 |
開花時期 | 4月~5月 |
花言葉 | 赤:「愛」 ピンク:「感謝の心」 白:「純粋な愛」 |
参考文献:
『花屋さんで人気の421種 大判花図鑑』 モンソーフルール (監修) 西東社
『ガーデニング植物誌』 大場 秀章 (著) 八坂書房