のんびりぼーっとした印象が強いカピバラ。
実は雄々しい草原の支配者。
<カピバラについて>
カバの仲間に思われがちなカピバラはげっ歯類で、世界一大きなネズミだと言われています。
野生のカピバラは、南アメリカに生息します。
陸上動物のようにも見えますが、陸上だけでなく水中でも過ごします。
カピバラ同士や他の動物と仲良く共存したり、血縁関係のあるメスが共同で子育てをするなど、温和な性質です。
日本国内では、温泉にのんびり浸かっている姿もおなじみで、ほのぼのとした印象で人気のカピバラですが、最大で時速50kmで走ることができる意外性もあります。
このスピードは、陸上競技の金メダリストを上回ります。
「カピバラ」という名前は、「草原の支配者」という意味です。
参考文献:
『カピバラ』 渡辺 克仁 (著) 東京書籍
『 LIFE 人間が知らない生き方』 麻生 羽呂 (著), 篠原 かをり (著) 文響社