組み合わせは無数にある、花束づくり。
花の種類以上に、基本とする色合いによって雰囲気が大きく変わる。
<花束について>
花束は同じ種類の花を組み合わせても色が異なると、全く印象が変わってきます。
例えばピンクを中心とした花束であれば優しく上品な雰囲気、赤であれば元気で情熱的な雰囲気です。
贈る相手のことや自分が飾りたい空間を想像しながら花を選び、束ねていきます。
色の合わせ方は、最もまとめやすいのはピンク系、オレンジ系など同色系の花で揃えることです。
ピンク系であれば、濃い色のピンクと淡い色のピンクを合わせると、見た目がよりはっきりとした華やかさになります。
花と花の間にグリーンを入れると、一つ一つの花がより綺麗に見えます。
上級的なまとめ方は、複数の色を合わせた花束です。
例えば、メインのピンクの花に、青い色合いの小花を添えると、かわいい雰囲気の中にも爽やかさが足されます。
さらに多色の花を合わせた花束は、変化に富んで最も華やかな雰囲気です。
3~4種類の花の中で色を変えると、まとまった花束ができます。
花束の場合は派手すぎるように思える色合わせでも、意外な華のある上品さが生まれることがあります。
参考文献:
『小さな花束の本』 小野木 彩香 (著) 誠文堂新光社