7月23日頃からは「桐始結花」。
キリのつぼみがつき始める季節。
<桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)について>
「桐始結花」とは7月23日~7月27日頃、七十二候の一つです。
大暑の初候にあたります。
「キリのつぼみがつき始める」という意味です。
初夏、キリは淡い紫の花を鈴なりに咲かせます。
七十二候は中国伝来のものが多い中で、「桐始結花」は江戸時代に日本独自に制定されました。
キリは生長が早く、良質な木材として家具などに利用されます。
古来、日本で神聖な木とされてきました。
現在も日本政府の紋章として使われています。
参考文献:
『日本美人の七十二候』 山下景子 (著) PHP研究所