7月2日頃からは「半夏生」。
カラスビシャクが生える季節。
<半夏生(はんげしょうず)について>
「半夏生」とは7月2日~7月6日頃、七十二候の一つです。
夏至の末候にあたります。
「カラスビシャク(半夏)が生える」という意味です。
「半夏(はんげ)」とはサトイモ科の「烏柄杓 (からすびしゃく)」のことをいいます。
北海道から沖縄、朝鮮、中国に分布し、畑地に生えます。
半夏生は夏至から数えて11日目です。
田植えを終えた農家が、休息をとります。
この半夏生の日に降る雨は、半夏雨と呼ばれます。
この日の天気によって、一年の豊作を占う風習がありました。
参考文献:
『日本の七十二候を楽しむ』 白井 明大 (著) KADOKAWA
『日本大百科全書』 小学館