2月19日頃からは「土脉潤起」
土が潤い活動を始める季節。
<土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)について>
「土脉潤起」とは2月19日~2月23日頃、七十二候の一つです。
雨水の初候にあたります。
「霜や雪が解け、土が潤いを帯びて活動を始める」という意味です。
春の気配がより濃くなる季節となります。
この時期に咲く花には、ユキワリソウ(雪割草)があります。
雪を割るように、早春の雪の中から可憐な花を咲かせます。
西日本に多く分布し、林床などで生育します。
花びらにみえるのは萼です。
変異が多く、萼片の数や色は変化に富んでいます。
白やピンク、赤や紫、褐色など、多彩な花を楽しめます。
参考文献:
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社