近年は渋谷を中心に盛り上がりを見せるハロウィン。
もともとは秋の収穫を祝う宗教的行事。
<ハロウィンについて>
ハロウィンは、毎年10月31日に行われる行事です。
カボチャをくりぬいて作った提灯「ジャック・オー・ランタン」を飾ったり、仮装した子どもがお菓子をもらったりします。
ハロウィンの起源は、古代ケルト民族の間に伝わるお祭りです。
古代ケルト民族は一年の終わりを10月31日にしており、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す、宗教的な行事でした。
子供たちが怪物に仮装するのは悪霊のまねで、この仮装によって、悪霊の目を欺いて身を守ることができるからだとされます。
ハロウィンの習慣はイングランドでは17世紀以降、アメリカでは19世紀以降に普及したと考えられています。
本来の宗教的な意味合いはほぼ失われ、最近は日本でも盛大に行われる行事になってきました。
参考文献:
『「もののはじまり」雑学大全』 なるほど倶楽部 (著) 大和書房
参考サイト:
コトバンク(https://kotobank.jp/)